2011年 08月 09日
株安、 金高、 円高 ・・・ ポジ少ないけど、皆、同じ方向に張っているから良いとして
気になる妙な怖さは為替 通貨の強弱のバランス数値とザックリと考えてしまうのだけど、各国、紙幣を刷りまくり、段々比較する基準値みたいなもの自体が劣化している気がする。 実需のヘッジや手当て分が何割程度なのか分からないけど、OよりXの方がマシと考えた売買の場合、いずれ、どちらも駄目だよ! と考えられ始めた場合、どう、世界は動くのだろうか?と。 皆、同じ船に乗っているから、そういう問題は考える必要はないのだろうか? 昔は、それぞれの船で各国浮いていたので、影響が少なかったし、世界での強者、弱者が分かれていたから、弱者の船が沈もうと気にしないという流れになっていたけど、今は同じ船に多数の国が乗り、強さも近くなってきているから、俺のためにお前が沈めと簡単にはならない、というか、よく言えるなお前!と、すぐに喧嘩腰になりそう。 のび太日本が、円高進行でヘバりながら粘っていたとしても、反対の通貨安のジャイアン国が回復するか?というと、回復できていない現状。 じゃぁ、のび太、もっと円高で貢献しろと言われ、そのうちどうにもならなくて倒れてしまったとしたら、ジャイアン国はどうなるんだ?インフレで凌ぐのか? 呟き。 米の格下げで、株式市場が下がったのは(格下げ前にすでに下がっていたけど)、債券市場を守るため? 格下げ発表前に株式市場が暴落始めれば、守りで債券を購入することになるため、格下げがあっても債券は下がらなかった という結果を残せ、今回はスルーできる。 米が格下げされれば、バランスにより、イギリス、フランス等も、(S&Pにより)格下げされるだろうし、コレでユーロ圏も一波乱が起きそう。(その後、日本も・・・) が、ユーロ圏で波乱が起きれば、ドルに有利になり、毎度の延命。 しかし、S&Pが、米地方債、フレディ、ファニー債も格下げしてきたので、(米の信用度が下がったのだから、米が保証している債権の価値も下がるのは当然か) 米国債が下落し、利回りが上昇し始めたら、株式市場を盾にした債券市場のディフェンスモードも突破されたと思い、そこからレバレッジバブル崩壊の本尊が登場と考える。 今回は、米もユーロ圏も、財政余力がないから救済できないので、とんでもないことになる。
by trader_korosuke
| 2011-08-09 02:19
| 株系
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